2011.9月号
2011-08-23
「…信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」 コリントの信徒への手紙 一 13:13 名寄幼稚園宗教主任 ロバート・ウイットマー
この聖書の言葉は、ある教会に送られた長い手紙の一部です。手紙を書いた人はその教会の人たちに人間にとって最も大切なものを伝えようとしています。しかし、信仰と希望と愛と言われても、神様ご自身と同じで目に見えて、手でつかめるものではないのです。
7月末に、原発の事故で不安の毎日を送っている福島県会津地方に住む水田農家の友だちからから手紙がきました。こう書いています「何よりも、信じることが許されている、そのことに感謝して歩んでいます。感謝!北の大地の仲間にもよろしくお伝えください。」。この友だちはお米を作ってもそれを出荷できるかどうかわからない状況で、出荷出来ても日本の消費者に買ってもらえるかどうかも分からないのです。それでも「感謝」するということはどういうことでしょうか。もがいている日々の中、友だちは神様に見捨てられていないという確信を持っていると思います。神様が共にいるという信仰は未来への希望につながり、神様の愛を信じる力にもなります。神様の愛を信じる時、その愛は本物だという確信を持った時、「感謝」(ありがとう)という言葉はとても自然に私たちの心の奥深い所から湧きあがり、私たちの口から出るのではないでしょうか。
多くのものを失った友だちが神様の愛を信じ続け、その愛が福島県で新しい未来を拓くように働くことを祈らずにおれません。
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